住宅の一部を改修するような小規模から中規模のリフォームにおいて、多くの人が利用するのが無担保型のリフォームローンです。このローンの最大の特徴は、その名の通り不動産を担保に入れる必要がないため、抵当権の設定登記にかかる数万円から十数万円の費用が発生せず、手続きが非常に簡便であるという点にあります。無担保リフォームローンの金利相場は、現在では年二パーセントから五パーセント程度が一般的ですが、インターネット銀行や地方銀行のキャンペーン期間中であれば、年一パーセント台後半で借りられるケースも出てきています。金利が有担保型より高いのは、金融機関側から見て貸し倒れのリスクが相対的に高いと判断されるためですが、その分、審査のスピードは速く、最短で即日回答が得られることもあります。金利負担を少しでも軽減し、審査を有利に進めるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。まず、自身のクレジットスコア、つまり信用情報を良好に保っておくことは大前提です。過去のローン支払いやクレジットカードの引き落としに遅延がないことは、金利優遇を受けるための必須条件となります。また、年収に対する年間返済額の割合である返済比率を、一般的に二十五パーセントから三十パーセント以内に収めるように借入額を調整することも重要です。さらに、現在利用している住宅ローンの返済実績が良好であれば、その銀行からリフォームローンの金利優遇プランを提示されることが多々あります。見積書の提出に際しても、リフォームの目的が「省エネ」や「バリアフリー」であることを明記してもらうことで、社会貢献性の高い融資として優遇利率が適用される場合があります。無担保型は利便性が高い一方で、金利が固定されている期間が短いものや、最初から最後まで変動金利のみという商品も多いため、将来の返済額の推移をしっかりとシミュレーションしておくことが欠かせません。特に借入額が五百万円を超えるような場合は、わずかな利率の差が家計に大きく響くため、複数の金融機関の金利を横並びで比較できるポータルサイトなどを活用し、最も有利な条件を引き出す努力が実を結びます。リフォームローンの金利は、金融機関の競争原理が働いている分野でもあるため、粘り強く情報を収集し、妥協のない資金計画を立てることが、結果として住まいの完成度を高めることに繋がります。
無担保リフォームローンの金利相場と審査を有利に進めるコツ